今年にわかに注目された「人的資本開示」。
開示すべき19項目の中には「ダイバーシティ」も含まれており、さらに詳細を見てみると、
“経営層の男女比率”や“男女間賃金格差”など、
日本社会の病理とも言えるジェンダーギャップの課題解消に重きを置かれていることがわかります。
十数年にもわたって“女性活躍“と言い続けてきた日本政府ですが、ここにきてようやく危機感を覚え、発破をかけているとも言えるでしょう。
各企業でも、これを機に改めて女性管理職登用や次世代女性リーダーの育成に力を入れることが予想されます。
 
 
 
これまで多くの企業では、女性の昇進意欲を育み、スキルアップを支援しようと、
管理職・リーダー候補の女性に対し、様々な研修が行われてきました。
しかしながら、多くの企業では、“ただ研修を受けただけ”になってしまい、
「研修を受けている間は良かったが、現場で力を活かせず、なかなか成果に結びつかない」
といったお悩みをお持ちではありませんか？
 
創業当時から女性管理職・次世代女性リーダー育成支援を続けてきたWisHでは、
10年来の取り組みの中で、
次世代女性リーダー育成においては押さえるべきいくつかの「ツボ」があること、
職場に戻っても実践し、自身で課題を見つけ、成長につなげていけるような施策を見出しました。
 
この度WisHでは、過去10年の知見や成功事例から見えてきた「ツボ」に加え、
これからの“多様性の時代”に求められるマネジメントスキルを組み込んだ、
「次世代女性リーダー育成研修」を新たに開発いたしました。
今回の目ウロコセミナーでは、女性管理職・リーダー育成がうまくいかない要因を紐解きながら、
当事者のマインドチェンジとスキルアップの両面にアプローチする、育成施策についてお伝えします。

★職場実践と持論化で成長する！経験学習サイクルを回す仕掛け

女性が管理職を目指そうとすると、そこには様々な壁が立ちはだかります。
よく挙げられる課題として、「出産や育児など、ライフイベントとのバランス」がありますが、
単なる時間のやりくりだけが問題ではありません。
出産や育児の影響によってキャリアにブランクが生じることで、
結果的に、リーダーシップを発揮する／マネジメント業務を経験する等の機会が不足すること。
このことが当事者にとっては、自らのスキルに自信を持てず、
昇進へ後ろ向きになる理由の一つになるのです。
 
次世代女性リーダー育成においては、機会不足による苦手意識を払拭しながら、
体験学習を通じたマネジメントスキルの向上と、職場実践によるチャレンジ、
そして、実践に対する周囲からのフィードバックを通して、
自らの強みを発見し、自信を醸成していくことがポイントです。
 
これは、「体験×振り返り×インプット」をスパイラルのように回していく、
「経験学習サイクル」に基づいた考え方です。
経験学習サイクルをベースにした研修施策では、職場実践を必須にするため、
当事者の行動変容が担保されるだけでなく、フィードバックを求められる側の上司にとっても、
部下育成の役割を自覚しコミットする、一石二鳥と言える手法なのです。
 

★D&Iはもはやリテラシーの時代に。
ダイバーシティマネジメントを身に付ける

すでに到来している“多様性の時代”。
ダイバーシティ&インクルージョンを当然のこととして理解し、
多様な部下へのマネジメントに適応できる管理職・リーダーは、
今後、組織にとってますます必要な存在となるでしょう。
 
WisHが今回開発した、新「次世代女性リーダー育成研修」においては、
アンコンシャスバイアスへの対処法、心理的安全性の築き方、関係性を構築するための対話等、
ダイバーシティ&インクルージョンを組織、チームで実践していくために必要となる
考え方やスキルについても多く含まれています。
 
多様性による強みを自ら発揮し、
ダイバーシティマネジメントのスキルを身に付けた管理職・リーダーは、
これからの企業経営において欠かせない人材として、活躍してくれることでしょう。

講師

『100社以上からのD&I、女性活躍推進に関する相談を受けながら、
自らも経営者として組織マネジメントも行う有言実行コンサルタント』
 
清水 美ゆき
WisH株式会社　代表取締役
パーソナル・アイデンティティ研究所　所長
 

経歴

女性のキャリア支援をミッションとしており、これまでに多数の大手企業にて女性のキャリア研修を企画・プロデュースしており、その多くの経験を活かし、女性活躍推進に関する内容を専門とするWisH株式会社を設立。女性を応援する『ハピ女カレッジ』代表として「仕事もプライベートも全部！自分らしく輝きながらはたらく女性をたくさん生み出す」をミッションとして活動。その実績を活かし、2020年11月『パーソナルアイデンティ研究所』と社名をあらため、人の可能性を引き出すためのオリジナルメソッドを組み立て、現在は女性だけに限らず様々な人々を対象に全国各地にて講座・講演を実施している。

資格

米国ＮＬＰ協会認定　ＮＬＰマスタープラクティショナー　
EQGA公認プロファイラー
日本ケースメソッド協会認定　人材アセスメント・アセッサー
心理的安全性ファシリテーター
保育士資格
 

著書

誰も教えてくれなかった引き寄せの秘密（ヒカルランド）
いますぐHAPPYブック（リンダパブリッシャーズ）
オトナ女子が会社組織って面倒くさっ！と思ったら読む本（ギャラクシーブックス）