Seminar セミナー

【WEB講座】30~40代女性のキャリア停滞問題にどう対処する?
マミートラックから抜け出せないモヤモヤ層こそ
キャリア後半戦に向き合わせる!3つのポイント

こんな課題をお持ちの方におすすめ

     

  1. 30~40代以降、女性社員のキャリアが停滞し、特定の等級や階層に“滞留”している
  2. 「マミートラック」から抜け出せない女性社員を、どう支援すべきか困っている
  3. “キャリアを諦めた“女性社員に、どうアプローチしたらよいかわからない
  4. 育休復帰して数年経ち、育児もひと段落した女性社員のキャリア形成を後押ししたい


一定数の女性社員が、特定の等級・階層に “滞留”している――。
こんなお悩みを人事担当の方からお伺いすることが度々あります。
 
“滞留”の理由は様々ですが、よくある要因の一つに「マミートラック」が挙げられます。
ある調査(21世紀職業財団)では、なんと4割超がマミートラックに該当するという
衝撃的な数字も明らかになりました。

 
一般的にマミートラックの要因は、配慮やリスクヘッジの観点から、
育児中の女性社員を中長期にわたり、大きな仕事や責任ある業務から外してしまうことです。
それにより、当事者は必要な経験を積めず、スキルアップ・キャリアアップができないばかりでなく、
キャリアの展望が見えないモヤモヤから、仕事への意欲を自ら下方修正してしまうこともあります。
このような結果、組織視点では、一定数の女性社員がキャリア停滞者として“滞留”する、という
冒頭のお悩みにつながるのです。

 
しかしながら、組織の中核を担う年代に差し掛かった女性社員たちを、
このまま“滞留”させ、放置していて良いのでしょうか。
もちろん、本質的なマミートラック問題の解消や、そのための若手層向けキャリア支援も不可欠ですが、
まずは目の前の「モヤモヤ層」にスポットライトを当て、
キャリア後半戦にモチベーション高く挑むための支援が必要なのではないでしょうか?
 
そして実は、この層へのアプローチが、女性管理職比率を向上させるカギとも言えるのです。
5,000人を超えるキャリア相談を受けてきたコンサルタントが、
停滞気味のキャリアにモヤモヤする女性社員へのアプローチ方法を解説します。

プログラム
  1. “滞留”と“女性管理職”の関係を考える
    1. 1-1.女性社員の“滞留“が起こってしまう要因とは?
    2. 1-2.実はこの層へのアプローチが、女性管理職比率を向上させるカギ?!
    3. 1-3【情報共有ワーク】自社の課題
      ※参加者同士で、ブレイクアウトルームにて参加背景や課題の共有をしていただきます。
  2. 30代~40代女性が陥りやすいキャリア停滞期とは
    1. 2-1.マミートラック、時短トラップに陥る女性社員
    2. 2-2.期待されず、肩身も狭い「モヤモヤ層」が、いつしか権利主張層へ成長
    3. 2-3.実は社内のことを熟知している貴重な人的資源
  3. モヤモヤ女性社員こそ、キャリア後半戦に向き合わせる!3つのポイント
    1. 3-1.Point①/「管理職は長時間労働」からの脱却を会社側が示すことの効果
    2. 3-2.Point②/キャリアの後半戦を主体的に考え、自己決定させる機会を作る
    3. 3-3.Point③/キャリア後半戦こそ、自分の“強み”を武器にしていく
  4. 「モヤモヤ層」へアプローチする意味
    1. 4-1.管理職だけが“活躍”ではない
    2. 4-2.状況に応じて自分の目指すキャリアに取り組めることこそ、D&Iの本質
    3. 4-3.まとめと質疑応答

【セミナーに際して】

    1. ※質問は、セミナー中に随時チャットを通じて受け付けます。
      講師のタイミングでお答え致します。

*内容は変更になることがございます


★女性社員のキャリア停滞問題に向き合うことが、
D&Iの第一歩に


育休復帰時に、育児と仕事との両立を目指して時短勤務を選択すると
既定のキャリアパスに戻れなくなる「時短トラップ」も、以前からよく耳にする問題です。
特に時短勤務の場合、給与が下がることとワンセットであるケースも多く、
そこにやりがいのなさまで加わるとモチベーションが低下するのは当然です。
 
また、子育てをしながら働くこと自体への罪悪感(マミーギルト)なども相まって、
女性社員自身も「このくらいでいいや」と、マミートラックを受容してしまうこともあります。
その状態が長く続くと、たとえ育児がひと段落したとしても元のキャリアパスには戻りづらく、
さらにモヤモヤが積もり、仕事への意欲を自ら下方修正してしまうのです。
 
これまでは、社会や家庭での性別役割分業が背景にあり、
主に育児を担う女性がこのようなモヤモヤに苛まれてきましたが、
近年は「子供ができたら育休を取得し、家族を優先したい」という男性も増え、
マミートラック問題が、“ママ”だけのものでなくなる日も近づいていると言えるでしょう。
また、働き方への価値観はますます多様化しており、育児以外の理由によって、
一方通行のキャリアパスを描けない・描きたくないという社員も増えてくると考えられます。
今、目の前で起こっている女性社員のキャリア停滞問題に向き合うことは、
多様なキャリア形成を実現可能にするD&I組織への、第一歩になるのではないでしょうか。
 
───────内容は変更になることがございます─────────


講師


堀江 聡子 (ほりえ あきこ)
はぐキャリア合同会社 代表
WisH株式会社 プロフェッショナルパートナー
 

経歴


大学卒業後、学生援護会(現;パーソルキャリアに吸収合併)、リンクアンドモチベーション、
日立総合経営研修所を経て、女性のキャリアを専門としたキャリアコンサルティング事業を開始。
2015年にはぐキャリア合同会社を設立。代表に就任。キャリア相談実績は、5,000人を超える。
一貫して企業人事に関わるパートナーとして、採用・育成・制度設計・風土改革のコンサルティングに従事。
ターゲットの課題やニーズに応じた研修プログラム開発やプロジェクトマネジメントを得意とする。
 

資格


・国家資格キャリア・コンサルタント
・日本経済団体連合会認定キャリア・アドバイザー 5,000人を超える女性のキャリア相談実績
・女性労働協会認定講師
・The Bob Pike Group 認定 プロフェッショナルトレーナー


■対象者■

人事・人材教育部門のご担当者
女性活躍・ダイバーシティ推進ご担当者
※個人の学びの場ではございません

■日 時■

2023年3月24日(金)15:30~17:00 (15:15よりオンライン動作確認開始)

■会 場■

WEB配信
※お申し込み頂いた方には、後日セミナー参加のURLをお送りします。
※WEBセミナーは、「ZOOM」を使ってのセミナーを予定しております。
企業様により閲覧が出来ない設定となっている場合は、
後日、営業担当より簡単な共有をさせて頂きますので
「Zoomでの閲覧ができない旨」を申し込み時にご連絡ください。

■定 員■
40名
■受講料■
無料

受講票について

セミナー開催日約3日前に受講案内のご連絡を致します。
お申し込み多数の場合は、抽選結果のご連絡とかえさせて頂きますのでご了承ください。
尚、セミナー開催日前日を過ぎても当社より連絡が無い場合は、
恐れ入りますがその旨ご連絡を頂けますようお願いたします。

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