ダイバーシティでは、自分と違う意見を見聞きする機会が増加します。人は、自分の正しさから外れたものに違和感を抱き、わざわざ理屈をこねて自分の正しいと思うところへ沿わせようとします。
変化を受け入れ、活かすためには、自己の正当性の追求を即刻やめることです。自分の正しさで物事をみているときは、要注意だと意識しておきましょう。
目次
少し別の視点になりますが、あいまいさにこそ目を向け気づき、意味づけをするプロセス「センスメイキング」もご紹介しておきます。
なかでも、相互にやりとりをして解釈をそろえていくという作業がポイントで、今後大事なスキルになるといわれています。
「パラダイムシフト」とは、その時代や分野において当然とされていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することです。
他者との違いをすり合わせるだけでは、そのまま終わってしまうため、自分自身の枠組みを変化させていく必要があります。
パラダイムシフトをするためのステップは、以下のとおりです。
正しいものを取り入れるわけではなく、「どんな考えや行動が適切で役に立つのか」という視点に立つことが重要です。
D&Iの推進を実現するためには、「誰かが職場をつくる」のではなく「自分たちがつくる」意識が必要です。
大前提として、D&Iは「職場の人たちがすること」であり、会社がすることではありません。
わたしたちチーム・組織はなんのためにどうしていくのか、小さい単位で考えていくことが大切です。
最後になりますが、「D&I実現のために自分には何ができるか」を、必ず自分自身に問いかけるようにしてください。
今回ご紹介したD&Iの一般論やご自身の企業、組織の目指すところを聞いたうえで、それぞれが職場で何をするかが重要だからです。
職場単位で取り組むためには、心理的安全性を担保しながら心の内側のところで向き合う必要があります。
そのためにも、言われたことをやるのではなく、まずはご自身でできることを見つけてみてください。
ご自身でできることの1つとして、わたしたちはD&I組織開発コンサルタント養成講座を開催しています。
コンサルタントや講師を専門にしている方だけでなく、人事部や経営企画部などの社内コンサルタント・企業内D&I推進担当者の方でも個人から受講できますのでぜひご検討ください。
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