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ダイバーシティ Café - WisH ブログ

Vol.1 清水みゆき
『まだ』女性活躍推進?働き方改革のリアルは今ここにある!
2017.07.12

こんにちは
WisH株式会社代表の清水美ゆきです

このブログでは
わたしたちWisHのメンバーが
交代にそれぞれのテーマで記事を更新していきます!

さて今回1回目ということで
私、代表の清水美ゆきがブログを書かせていただきます

私自身は女性活躍推進、ダイバーシティに取り組む専門会社の代表として
日々さまざまな企業にお伺いし、
課題解決のための取り組みに携わっているわけですが
それ以外にも、個人向けの塾を主催するなど
いわゆる『パラレルキャリア』を実践しています

ひとつの世界観やひとつの分野に偏ることなく
さまざまな働き方や価値観に日々触れながら過ごしているため
その体験を通して実際に見聞きしている、現場やはたらく人たちの
リアルな声を率直にお届けできたらと思っております

 

 

世の中で起きていることのリアルとはどんなことなのか
私自身もいつもそのことを考えながら仕事をしています
一般的に知られている情報はウソではありませんが
情報でしかなく、それが自社にどんなふうに役立つのかというと
あまり役に立たない・・
というのをよく現場で聞くお話です

自社で取り組むにはどうしたらいいのか
これって正解はないんですよね

トライ&エラーの繰り返しです
何十年もかかって積み上げてきた文化や風土を変えるなんてことが
簡単にできたら、こんなにみな苦労しないわけで
そうたやすいことではありません

そして
すべてをガラッと変えようなんて、、、はっきりいって難易度MAXでしょう

 

 

そのため5年やそこいらで
すべてがうまくいったなんてことはあるわけがなく
息の長い取り組みとして、日々続けていくことなんですが
最近耳を疑うようなお話を現場で聞くことがありました

「まだ女性活躍推進なの?まだこの取り組みしているの?」
こんな風に経営層から言われています
ほんとにお恥ずかしい話なのですが
弊社はこれからの取り組みでほんとに遅れている組織なんです・・・

 

『まだ』

この言葉はどういう意味で使われているのか真意は定かではありませんが
取り組みが終わっているところなどあるのでしょうか
と、私自身は感じています

さらに、今から本格的に取り組むことがそんなに恥ずかしいことなのでしょうか
今もなお、女性活躍推進に関する課題に取り組んでいることが
遅れていることなのでしょうか

この課題は今後、何年もかかって、ようやく誰もが当たり前のことになってくる
最前線にいてそう感じています

もちろん、女性活躍推進をひとつのきっかけとして、LGBTや障がい者の方
そして、介護や本人の病気の問題、さまざまな課題への取り組みにも
広がっていくものではあると思います

 

 

今までの働き方、今までの当たり前の価値観から、大きく変わる、変えることは
まだはじまったばかりです
全ての取り組みに、遅いということはなく、すべての取り組みが同時進行で
試行錯誤を繰り返しながら新しいかたちをつくりあげていくのではないかと
思うと、まだまだこれからの課題は山積みであり、一方で解決策は無限にある

『まだ』やっているのか
ではなく
『まだ』はじまったばかりだね

これが実際の現状であると思います

 

わたしたちも
『まだ』はじまったばかり、これからがどんどんもっと課題が出てくる
そんな危機意識のもと、これからの未来に向けて、
多くの企業においてより良き方法は何なのか、たくさんのアイディアを出しながら
歩みを進めています

 

ちなみに
弊社は、新しい働き方を推進する、そのことを企業に提供している会社ですので
自組織でも、その新たな働き方の取り組みを実践しています
社内のメンバーの半数は私を含め、いわゆる『パラレルキャリア』であり
弊社の仕事以外に、職業を持っています

また、ワーキングマザー、介護の当事者がいることから
リモートワークを導入し、オフィスへのメンバー全員の出勤は
月に2回のミーティングのみ
それ以外は、それぞれの判断にて出社、在宅を自身で選んで仕事をしています

 

 

組織が向かう方向へメンバー全員がコミットし、それぞれのキャリアの形成に
この仕事が必要なのだという意味づけがしっかりできていること
そして、日々のコミュニケーションの量、これが重要なポイントであると
組織の代表としてメンバーをマネジメントしながら実践を通じて
私自身もそのノウハウを蓄積しています!

ほんとに新しい組織のカタチを創り上げることは奥深い取り組みであると
そこに面白みさえ見出している最中です

 

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