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ダイバーシティ Café - イベントレポート

WisH主催 目からウロコセミナー
【イベントレポート】1on1対話の場づくり
~3つのステップ~【イクボス実践編】
2019.02.14

【イベントレポート】WisH株式会社主催 女性活躍推進HRDセミナー 2019年1月22日

 

1on1対話の場づくり
~3つのステップ~【イクボス実践編】

 

【講演者】ファイヤ―株式会社  代表  長田卓史 (WisH プロフェッショナルパートナー)

 

今回は、多様な人材が活躍できる組織に変革していくための
イクボスが求められる時代背景を理解し、施策を検討する基礎知識を身につけていただき、
すぐに実行できる4つの実践スキルと1on1がもたらす「心理的安全性」の効果を
ワーク、ディスカッションを通して体感していただきました。

 

【講師紹介】
ファイヤ―株式会社代表 長田卓史
WisH プロフェッショナルパートナー

◆経歴:

1967年生まれ
明治大学卒業後、花王株式会社入社。
タイの現地法人でローカルのマネジャー・スタッフ育成を経験。
帰国後、スキンケア製品ビオレのマーケター・ボシュロムジャパン㈱で
コンタクトレンズ製品のブランドマネジャーとして
グローバルスタンダードのコミュニケーション・ロジカルシンキング・
問題解決スキルを実践習得する。
その後、ペット保険を中核事業とするアニコムホールディングス㈱
経営メンバーの一員として、
コールセンターや保険事務センターの女性を多く含む多様な部下のマネジメントを通して
業務精度・生産性を向上し法人の東証マザーズ・一部上場に貢献した。
現在は研修ファシリテーター・エグゼクティブコーチとして活動している。

 

【主な研修テーマ】
1on1コミュニケーションをベースとした
イクボス研修・若手OJTトレーナー育成・管理職コミュニケーションスキル向上・若手管理職、
リーダー向けロジカルシンキング問題解決スキル向上等
現在はコーチ・研修講師として、自己認識を通した「ぶれない自分軸形成」と
多様な個性を活かしあう職場づくりを支援している。

 

◆資格:
ファシリテーター/国際コーチ連盟認定コーチ
米国Gallup認定ストレングスコーチ
エネカラー™オフィシャルファシリテーター

 

 

1、イクボスが求められる背景​

 

イクボスは「どうやって育てていくのか!」が、とても大事だと講師より
最初にお話がありました。

イクメンとイクボスを一緒にされがちですが、
イクボスはもっと広い意味で伝わっています。

イクボスの定義としては
部下の私生活とキャリアを応援し、
自らもワークライフバランスを満喫し、
かつ組織の目標を達成する上司・管理職・経営者のことを言います。

イクボスが求められる背景としては、3つ挙げられます。

①労働人口の激減
②介護リスクの高まり
③残業に頼る働き方の限界

データーを参照しながら、
従業員の家庭内背景を理解・サポートする意識が求められる​ことの
大切さをお話いただきました。

 

 

2、イクボスを育てるのに必要なこと

イクボス世代は、期待をされる立場であり、
自分の悩みを聞いてもらえる場がないのが現状。

講師からイクボスを育てるのに、もっとも大切なのは、
イクボスの悩みを、会社全体でサポートすること!

イクボスの悩みを解消してあげないことには、
「イクボスは生まれない」とのことです。

また、新しい働き方を推進するためには、
企業のリーダーシップと制度の見直しが必要であり、​
現場の声がオープンに届く社内風土改革がとても大事。

 

そもそもイクボス育成って成果に繋がるの?
企業が発展していくうえでも、イクボス育成は欠かせないと
認識する必要があり、制度を作り上げる姿勢・体制が重要であると
講師よりお話をしていただきました。

イクボスを育てるために必要なことについて、
​グループディスカッションを行うことで、
各社の課題、悩みなどが共有でき、
有意義な意見交換ができたのではないかと思います。

 

 

3、1on1ミーティングの重要性​

1on1ミーティングは、評価や仕事の指示を出す場と混同されてしまいますが、
評価面談や会議のようなオフィシャルではなく、自然体で話す場​として定義されています。

1on1ミーティングのベースとしては、
基礎フェイズ、成長支援フェイズの2種類があり。

成長支援フェイズから導入する企業様が多いですが、
1on1ミーティングの大事なポイントとしては、基礎フェイズの導入。
基礎フェイズはとても重要であり、大切なキーワードは「心理的安全性」とされています。

「心理的安全性」がどれだけ重要で大事なのかを
チームを成功に導く「5つの鍵」と共に、一つひとつ詳しく講師より説明がありました。

 

わかりやすい事例と共に、イクボスの悩みを解決するための、
1on1ミーティングの有効活用方法もお伝えしました。
参加者の方々にも参考にして頂けたようです。

 

 

 

 

4、イクボスのための「1on1」実践ワークショップ

実際に「1on1」実践ワークのスキルを4つ体験していただきました。

実際に体験していただき、体験後グループディスカッションをすることで、
より理解が深まり、実践することの大切さがわかり、
現場での実践の一歩につながったのではないかと思います。

 

【ワーク体験を実践しての受講生の感想】

「たわいない会話(オープンな会話)が次の会話につながる大切さがわかった」

「頭では理解していると思っていたが、実際にやってみて難しいと感じるとこもあった」

「きちんと話を聞いてもらえると安心する、信頼感を感じた」

「反発心がでず、素直に答えたいと思えるスキルだと思った」

 

 

 

【参加者の声】実施後アンケートより抜粋

「イクボスの定義がわかり、1on1の導入すべき理由が明確だった。
新たな気づき、実践による体験ができたのが良かった。」

「とてもわかりやすかった。背景の説明から納得した。話し方も聞きやすかった。」

「体験することで、感覚として必要性が理解できた。」

「知識の再確認と体験、他の参加者の方とお話ができて良かったです。」

「ポイントがわかりやすかった。ワークが多いのも良かった。」

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